SNS集客

中小企業が学びたいSNS活用の成功事例集

今やSNSの活用は中小企業にとって必須とも言われています。

なぜなら低いコストで最大限の効果を発揮できる可能性を秘めているから。
多くの会社が、FacebookやTwitter、Instagram、YouTubeを取り入れているのもうなずけます。

今回は事業規模の大小は問わずに、様々な形でSNS活用をし成功されている企業さんや個人事業主の方を紹介いたします。

世に出回っているSNS活用の成功事例を参考に、あなたの会社でもSNSを取り入れてみましょう!

 

 

成功事例 有益情報の発信で成功している例

自社の魅力を伝えるようなSNS投稿ももちろんOKなのですが、それだけだと売り込み色が強すぎちゃう場合があります。

以下に紹介するのは『これって人の役に立つかも!』といった観点から情報を発信して、その結果フォロワーが増えた事例です。

自社の売り込みは控えて、自社が持っている『知識・知恵』を、自分達がお客さんになって欲しい層(ターゲット層)に惜しみなく与える。
そんなやり方で、見事ファンを獲得している先例を見てみましょう。

 

動画集客チャンネル/GoldenMonkeyTV

これから通信規格が4Gから5Gに変わるので、データの大量送受信が可能となる時代がやってきます。そうなると、さらに重要度が増すのが動画によるプロモーション。

しかーし!
毎回動画に高いコストはかけてられない!
動画を作りながらマーケティングもしたい!
けどやり方が分からない!
そんな方も多いのではないでしょうか?

株式会社ゴールデンモンキーの酒井 祥正さんは、動画制作会社出身で現在は福井県でビジネスYouTuberとして活躍されています。

YouTubeで再生回数をアップさせる秘訣や、スマホでクォリティが高い動画を作成する方法、動画を使って見込み客を獲得するプロセスに至るまで、動画マーケティングに関する情報をこれでもかとアップ。

もうこのアカウントをフォローするだけで、ほぼ一通り動画マーケティングについて学べちゃいそうです。

コツコツ1つ1つ解説動画をアップすることから始め、今では多くのファンがついているようで、YouTubeだけでなく酒井さんのFacebookアカウントのフォロワーも増え続けています。有益な情報を届け続けることが、いかに大切かが分かりますね。

 

 

体軸コンディショニングスクール

『体軸』という新しい概念を用いて、適切な身体の使い方を学べることで人気のスクール。
こちらのFacebookページでは、5万人程のフォロワーに対して、専門的でありながらも分かりやすい『正しい身体の使い方』を配信しています。

『足裏をほぐすと、姿勢が良くなる』
『脇をほぐせば、ヒザの痛みが無くなる』など、目からウロコな知識が盛りだくさん。
健康志向が高い一般の人から、セラピストを生業とする人まで様々な方が登録しているのだそう。

Facebookユーザーは実名登録必須ということもあり、比較的真面目な人たちが集まりやすいです。身体の事を真剣に考える体軸コンディショニングスクールさんが取り扱うテーマともマッチしやすいと言えます。

 

 

 

読み解く 『情報発信をする意義』

自社が情報を届けたいターゲットに対して、これでもかと言うぐらいのリッチなコンテンツを届ける。その狙いが適切にハマれば、あなたの会社のファンを作ることができます。

そしてそのファンの人たちは、言い換えればSNSのフォロワーの『リスト』として存在するのです。

顧客リストはビジネスにおいて最重要であることは言うまでもありません。そのリストに対して様々なプロモーション手法を取ることができるからです。

ファンは、基本的にあなたの会社のことを信頼してくれている存在ですので、きっと今までの情報発信の苦労が報われて、あなたの会社からのオファーに反応してくれる人がたくさんいるはずです。

とは言え、重要なのは見返りを求めすぎず、純粋にあなたの情報に触れる人の事を想うこと。その思いやりのある情報発信の姿勢が、あなたの情報に触れる人の心を打ち、結果的にファンとなってくれるのです。

なんだか矛盾しているようですが、
要は『適切な相手に、惜しみなく与えよ!』ということですね。

 

 

成功事例 『中の人』のキャラで成功した例

SNSはその運用をする人、すなわち『中の人』のキャラが立つことによって、その成功の可否が左右されることもあります。

キャラ立ちした面白い人って、フォローしたくなるし、ツッコミたくなるし、応援したくなるものです。最近ではホストのROLANDさん@roland_0fficialなんかがキャラ立ってますね。もちろんきらびやかな世界だけでなく、法人アカウントにもキャラ立ちしている人はいます!

そんなキャラ立ちが激しく、そして成功したアカウントについて紹介しましょう。

 

 

SHARP シャープ株式会社

SHARPのツイッターアカウントは一時すごく話題になりましたね。

みんなから「シャープさん」の呼称で愛され、台湾の鴻海の傘下に入るか否かの微妙な時から、現在に至るまで、その人となりがなんとなくじんわり伝わってくるつぶやきが人気です。

大企業の公式SNSアカウントなのだから、さぞかし堅苦しい中でもキラリと光コメントを残して入るのかな…と思いきや

 

むしろ超自由でめっちゃ楽しそうですね。
なんでも特別な運用ルールは無く、その時々で臨機応変で対応しているのだとか。
そんなSHARPさんは大人気で、フォロワー数も50万越え!(2019年7月1日現在)

運用は、広告代理店の人に外注…ではなく、れっきとしたSHARPの一社員である山本隆博さんが行っています。

なんとこのお方、2018年のTCC(東京コピーライタークラブ)広告賞の新人賞を受賞してしまっています!しかも受賞したコピーはツイッターのつぶやき。

【受賞したツイートはこちら↓】

うーん、秀逸なツイートですね。
批判的な文脈からの、最後の言葉のパンチ力がハンパ無いです。

 

読み解く 『Twitterで中の人のキャラを好きになってもらうには?』

中の人が話題になるのは、主にTwitterが多いですね。
ご存知「つぶやき」という点にポイントを置いているのがTwitter。より『担当しているスタッフさんの人格』が伝わってくることから、『中の人』が話題になりやすいと言えます。
またTwitterならではの匿名性も一役買っているでしょう。

では、どうすればそんな『中の人』を好きになってもらえるのでしょうか?様々な人気の中の人アカウントに共通する項目を抜き出しました。

①Twitterの文脈に合わせる

Twitterはオシャレさよりも、趣味のつながりが広がりやすいコミュニティです。そして何よりちょっとゆるい。
TwitterにインスタでPRするような『スタイリッシュさ』『モダンな感じ』なんてテイストを持ち込んだとしても、あんまり受けなかったりします(逆もまた真なり)。
SNS運用をする際には、使用するSNSの特徴を掴むことも大事!

②個人的なツイートを盛り込む

いかにも公式な感じのガチガチのアカウントや、宣伝ばかりのツイートは、あまり好まれません。それよりも、運用する担当スタッフさんがふと呟く『つぶやき』に、人々は萌えたりするものです。企業という固いイメージと、ゆるいつぶやきがギャップを生むのでしょうか。僕もギャップ萌えするとつい応援したくなりますね。

③知性も大事

ゆるさを愛するTwitter民ですが、同時にひねりの効いた知性的なツイートなんかも愛されます。SHARPさんのツイートを見ていても、全体をしっかり俯瞰していて、空気を読みつつ個性を出してくる感じが、なんとも素晴らしいですね。SHARPの山本さん賢いんだろうなー。

④トレンドにも合わせて

ニュースで話題になっていることなんかを、揶揄しながらも笑いに変える。しまいには自社の商品に絡める。トレンドを乗りこなすことも、Twitterでは大事な点。
「流行りに乗じて…」といったスキルもSNS担当には必要です。

⑤同僚社員に「あいつ遊んでるんじゃね」と思われるぐらいの遊び心

独特のゆるさや、個人的なツイートを発信しまくると、つい同僚社員にも「あいつ遊んでるんじゃね?」と思われてしまいがちですが、それぐらいのアカウントの方がフォロワーが増えてたりするんですよね。
したがって、素敵なツイートを心がけるだけじゃなく、同僚に対して理解を求める活動をすることも大切となります。

⑥真面目なツイートも入れて緩急織り交ぜる

「たまにはちゃんと仕事のことを」なんてつぶやきを時折見かけますが、自社のPRと面白いつぶやきは緩急織り交ぜて入れるが吉です。
SHARPさんの例で言うと、自社商品に絡めたこんなツイートなんかも面白いですね。

 

 

キャンペーンで成功している例

SNSキャンペーンには色々なやり方があります。
最近ではInstagramやtwitterなどのハッシュタグと呼ばれる機能を利用して、フォロワー参加型のイベントを行い販促につなげるものが増えてますね。

そこで、この項ではフォロワー参加型のキャンペーンをご紹介します。

 

星野リゾート

総合リゾート会社である星野リゾート。最近ではグランピングなども人気ですね。
またインスタに発信される写真もめちゃくちゃ素敵。星野リゾートのインスタアカウントでは、フォトジェニックなホテルなどが沢山紹介されています。

そんな星野リゾートでは2017年にInstagramを使ったキャンペーンが行われました。
それは『#ほっこりごはん』『ごほうびリゾナーレ』というハッシュタグと共に(2つを必ずつけないといけない)、自宅で作ったご飯の写真を投稿すると、リゾナーレ八ヶ岳というなんともフォトジェニなホテル宿泊券が当たると言うもの。

【応募にはリゾナーレ八ヶ岳のアカウントをフォローする必要もありました】

↓その時のリゾナーレ八ヶ岳キャンペーンの特設サイトがまだ残ってますね(2019年7月2日現在)
https://www.risonare-wedding.com/seasonrisonare/

 

その結果、
指定された『#ごほうびリゾナーレ』には5千件を超える投稿が生まれています。
リゾナーレ八ヶ岳のインスタアカウントも7千人を超えるフォロワーがいますね。

始まって数週間で、このハッシュタグの投稿が爆上げだったそうなので、当時の注目度合いが伺えます。

 

読み解く 『SNS上のキャンペーンを成功に導くには?』

SNSでのキャンペーンで成功するには、いくつかの秘訣があります。

①最初からある程度のフォロワーがいるとやりやすい

キャンペーンがはじまった段階でフォロワーがある程度いると、キャンペーンのスタートが切りやすくなります。良いキャンペーンでしたら、フォロワーやファンがキャンペーンを応援するかのようにシェアをしてくれます。

②ハッシュタグの組み合わせ方に気をつける

リゾナーレ八ヶ岳のキャンペーンで良かったのはハッシュタグの使い方です。『#ほっこりごはん』は、一般名詞的な意味合いが強いのに対し、『#ごほうびリゾナーレ』は完全に造語の固有名詞ですね。
この2つのハッシュタグを同時につけてもらうことで、リゾナーレ八ヶ岳を知らずに『#ほっこりごはん』で検索してきたインスタユーザーにも『#ごほうびリゾナーレ』と『#ほっこりごはん』の2つのタグのついた投稿を見させることができます。
結果、リゾナーレ八ヶ岳のことや、このキャンペーンの存在を知らしめることができます。

③キャンペーンとブランドの相性

当時のこのキャンペーンは、リゾナーレ八ヶ岳が大切にするブランドの世界観と、『#ほっこりごはん』という言葉が絶妙にマッチしたキャンペーンでした。もしこれが仮に『#がっつりごはん』だったとしたら、なんか違いますよね笑
言葉選び1つ取っても、成功へのステップをしっかりと踏んでいるのが伺えます。
キャンペーンをしながら、ブランドイメージも伝える、そんな好例と言えます。

④とにかく簡単であること

「いかにユーザーの負担を減らすか」。これは、WEB関連に携わる人であれば、誰しも常に頭の中にあることです。
せっかく素敵なプレゼントを用意したとしても、応募がめんどくさかったら誰も参加してくれません。

その点リゾナーレ八ヶ岳のキャンペーンは、①インスタで公式アカウントフォローして②ご飯を撮影して③ハッシュタグをつけて投稿 というだけのものでした。

だいたいの人がインスタ投稿時にはハッシュタグをつけるクセがついています。
そしてご飯の撮影なんて、もう当たり前のように誰もがしています。
とすると、このキャンペーンで必要な手間と言うと、いつもやっている投稿に加えて公式アカウントをフォローする程度です。

名前・メールアドレス・住所なんかも入力しなければいけない応募フォームなどと比較すると、めちゃくちゃ楽なのです。

 

 

魅せ方で成功している例

Instagramは、ご存知のようにTwitterやFacebookなどよりも『写真』の魅せ方に重きが置かれています。見せるだけではだめで、魅せないといけないんですね。

この項では、「わ、なんだか素敵♪」と思わす言いたくなるようなSNSアカウントを集めました。主に飲食店になりますが、会社勤めの方にも大いに参考になるはずです。

ONIBUS COFFEE

インスタフォロワー5万人弱ほどの、なかなかのフォロワー数を誇る都内に複数店舗を構えるコーヒー店のアカウントです。

オシャレなだけじゃなくて、肩肘貼らない自然な感じがいいですね。
ついInstagramは写真を撮る時に気合いを入れ過ぎちゃいそうですが、こちらのアカウントは良い意味で肩の力が抜けていて親しみやすいです。

『自分たちのスタイル』を伝える例として、真似したいところ。

 

 

O-edo+

「めっちゃ可愛い〜」と、こないだインスタ見ながら女子が横で騒いでおりました。
福井県越前市にある、林の中で創作料理が楽しめるカフェO-edo+。

「メニューをつくる段階からインスタ映え考えてたでしょ!」と言いたくなるような完璧な仕上がり。

まーまーそれはそれは結構な田舎にお店があるのですが、それでも写真に魅せられた県内外の人たちからの予約が殺到し、なかなか予約が取れない人気店なのだとか。
うーん、確かにこりゃ可愛いぞ。


商品設計段階から、写真映えすること、シェアされることを念頭においたものにする事の大切さが分かります。これは料理の例ですが、その他の業種であっても例えば商品パッケージなんかも、もっと今より『映える』ように工夫できるかもしれません。

 

【飲食を扱っている方はこちらもご参考ください】

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読み解く 写真にお金をかけるべき?

自社の商品・サービスイメージを最大限伝えることができる写真。
様々なアカウントを見ていると、どこもこだわりがすごいですね。

さぞかしお金をかけているのだろうな…と思ったら、はい確かにお金をかけている企業もたくさん存在します。
いくらスマホの性能が上がったとしても、写真って基本的には『光をどう演出するか』が重要ですので、プロの知識には叶いません。
なのでハイクォリティを求めるのであれば、やはりプロにお任せするのが一番なのです。

だが、しかーし!
もちろんスタッフがスマホで写真を撮ってアップしていて大人気、なんてアカウントもたくさんありますよね。

実は、

  • 写真や掲載の仕方に統一されたコンセプトがある
  • それなりに撮り方に知識がある
  • あとはセンス

これらを心がけているだけで、プロに依頼しなくても、結構質の高い写真のポートフォリオが出来上がるものです。

もしコンセプト作りや撮り方に自信が無ければ、最近では『ミラサポ』と言う専門家派遣(専門家があなたの会社に行って無料で色々教えてくれる)の制度もあるので、利用してみては。

https://www.mirasapo.jp/

 

 

顧客との交流で成功した例

「お客様にどんだけ愛されてるんだ!」
そんな姿を伝えることは、社会心理学的にみても「社会的証明」と呼ばれていて正しい方法。

敦賀魚河岸うお吟(Instagram)

福井県敦賀市にある海鮮丼店『うお吟』。
商品力自体がすごいので、これだけでもガンガンSNSでシェアされそうなのですが、『うお吟』ではSNSマーケティングにもう一手間加えている様子。

何をしているかと言うと、
ご来店される方に『みなさんの楽しそうな姿をSNSでアップしていいですか』と頼んで写真を撮影。豪華な海鮮丼を食べたあとの幸せそうな姿をInstagramにアップしているようです。

うお吟のWEBサイトにもInstagramが貼ってあります。
これによりお店を予約しにきたユーザーさんは、期待値を高めたり、自分に似たタイプのお客さんの笑顔の写真を見つけることで、安心して来店してくれるのだとか。

 

 

読み解く 顧客との交流をSNSにアップする効能

顧客との交流の様子をアップすることで、様々なことを伝えられます。

①信頼感が増す

「私たちの会社ってすごいでしょー!」と大声で言ってもなかなか人は信じてくれません。
でも「あの会社すごいよ!」と誰かに教えられると、なぜか盲目的に信じてしまいます。

このように『その会社が信頼に値することを、自分以外の他者が証明してくれている』という状態を、社会心理学では『社会的証明』と呼びます。
「他の人もいいと言ってるから、いいに違いない!」という心理ですね。

インスタアカウントでお客さんの楽しそうな姿をアップするのが良いのは、学術的な裏付けもあるからなんですね。

②お客様の良い思い出づくり

取り扱うサービスにも寄りますが、上質のサービスを受けて、最終的に記念写真も撮ってもらって、その上公式のSNSにもアップしてもらって…とここまで行くと、お客様にとっては非常にいい思い出です。
顧客サービスの観点からも、取り入れたいところ。

アップする時には、しっかりと相手の許可を取りましょう。
人には『肖像権』があり、勝手にSNSなどにアップしてしまうとトラブルの元となります。

 

まとめ

Facebook、Twitter、Instagram、YouTubeと様々なSNSでの成功事例を紹介しました。
あくまで一例なので、他にも色々なやり方が考えられます。
今日ご紹介したことをヒントに、ぜひ自ら『面白いSNSアカウント』を探しに行ってください!

 

 

ABOUT ME
マエダソウイチロウ
マエダソウイチロウ
WEBマーケティングユニットmusubuのグラフィック&ウェブデザイン担当。我が子と遊ぶのが好きすぎて、「どっちが子どもか分からん」とよく言われる。「お腹すいた」が口癖なので、街で見かけたら好物のカレーを奢ってあげてください。